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Math problems

Mathematics
算数 数学

​ひとつではない算数・数学の在り方

算数と数学に代表される理数科目ほど、世界共通に感じられる教科はないと思います。

しかし、その国や州の教育に算数・数学が取り入れられた理由、目指すべき教育の指針、発展・発達をしてきた経緯の違いなどから、どのような教育をどのように教え進めるかは、実は場所により大きく異なっています。

日本とアメリカとの比較

〜本当に世界の数学は共通か〜

例えば日本とアメリカを例に挙げると、

日本は戦後に経済的な発展を遂げ、その技術を受け継ぎ更に発達させる次世代の後継が求められてきた背景と、比較的小さく閉じられた社会であったために発生した競争社会を勝ち抜けるような教育現場が形成されていった経緯があります。いわば「差別化を図るための教育」とでも言うのでしょうか。

一方アメリカはその歴史の中から、多種多様なルーツを持つ人種や民族性、習慣が入り混じり、その結果、それぞれの間に様々な種類の「差」が既にできてしまっていました。あるところでは考え方や宗教などの差、あるところでは経済的な差、その中から芽生える偏見や差別も、未だに場所によりリアリティを持って存在しています。そこで掲げられた理想というのは日本とは違い、むしろ差をなくすための「平等性を図るための教育」であると言えます。

​世界の数だけある数学の進め方

​〜異なる教育環境を泳ぐ生徒たち〜

​世界にあるのは日本とアメリカの違いだけに限りません。つまり、算数や数学という世界共通という認識を持たれがちな学問であっても、世界で多種多様な背景と目的が生み出され、それだけ多くの進め方やカリキュラムがあるということなのです。同じ海であっても、ミネラル分から温度、深度、色、潮の流れ、天候とシケやすさ、生態系と、世界の海が様々に異なっているのと同様です。

もちろん、最終的に行き着く考え方や学ばなければならない内容やゴールには共通性はあります。ただ、その中の教育の中を泳ぎ切る生徒たちに求められるのは、それぞれ異なった泳ぎ方とその順序、息継ぎの仕方なのかもしれません。不意に潜水を迫られ息が苦しいときもあれば、不意に思いも寄らないペース配分を求められ最後まで体力が持たないということもあるわけです。その環境にあった進み方、取り組みの仕方を身につけていく必要があります。

その環境にあった指導法と その人にあった指導法と

​〜自他の背景に合わせ泳ぎ切らせる〜

上記のように、共通に見えて実は共通ではない、そんな誤解を受けやすい環境を泳いでいる生徒たちは、多くの場合Mathにおいてそのサポートを必要としていますが、違う環境で泳いでこられた人々からは、なかなか理解をしてはもらえません。

MyTutors Communityで講師を務める先生は、基本的にその土地で個人として活躍されている方々ですので、その波のあり方や兆候などに精通しています。また、特に少人数制で教えてみえる先生は、同時にその生徒の背景やニーズについても配慮をすることができます。

​自分の子供が「なににそれほど苦労をするのだろう」「自分の知っていることと何が違うのだろう」「こちらの学校はなぜこのようにするのだろう」と、半ば理解に苦しむが助けてあげきれていないと感じる方、自分自身が「できないはずはないのだけど今ひとつ理解できない」「なぜか成績があがらない」「違う土地で改めてMathを勉強するが何から始めるべきかわからない」という方など、是非一度お声をおかけください。その状況にあった、その人にあった講師をご紹介したいと思います。

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